公益社団法人愛知県理学療法士会The Aichi Physical Therapy Association -APTA-

挨拶/理念/基本方針

代表理事 三宅わか子

 このたび、公益社団法人 愛知県理学療法士会の代表理事に就任いたしました三宅わか子と申します。この場をお借りいたしましてご挨拶させていただきます。

 我が国は2025年から2040年にかけて、多くの都道府県で緩やかになりますが75歳以上人口は増加し続け、高齢者を支える15歳~64歳人口の減少は加速することが予測されています。また全就業者の45%が卸売業・小売業、製造業、医療・福祉の3産業で働いているため、産業保健分野の課題が急浮上しています。私たち理学療法士を取り巻く社会は地域包括ケアシステムの構築からさらに地域共生社会の実現、持続可能な全世代型の社会保障が求められる時を迎えました。いま求められるリハビリテーションの展開は国民生活の安定に向けた自立支援であり、小児医療、学校保健、スポーツ支援を含め子どもから高齢者にいたる多くの分野において、チーム医療の担い手としての期待が寄せられています。

 愛知県理学療法士会は昭和544月の設立から理学療法士の学術技能の研鑽、人的資質の向上をはかり理学療法医療・福祉の発展に寄与することを目的に活動しております。

 今期の就任ではしっかりとこれらの活動を継続するとともに、理学療法士の処遇改善も目的に加え「Withの精神~活かそう個性、創ろう良きチームを~」をスローガンに、会員の皆さまと共に組織運営に臨みたいと考えております。

 微力非才の身ではございますが大任をお受けしたからには誠心誠意、愛知県理学療法士会の発展のため職務に尽力いたす覚悟でございますので皆さまどうぞ宜しくお願い申し上げます。

令和5年6月

代表理事 三宅わか子