2023年11月11日にオンラインで「災害対策研修会」を実施し、66名のご参加をいただきました。

昨今、東日本大震災、熊本地震等の大規模地震をはじめ、大雨や洪水などの自然災害への対策は喫緊の課題となっています。
2024年度より介護事業所ではBCP（事業継続計画）の策定が義務化されます。

災害対策啓発研修会は、愛知県理学療法士会、愛知県作業療法士会、愛知県言語聴覚士会3士会が合同で企画・運営しており、災害に対する啓発活動を目的に2013年度から開催しています。
医師や看護師、DMAT隊員等の医療従事者だけでなく、災害支援NPO法人や教員、災害ボランティアコーディネーター等様々な立場の方々にご講演いただいてきました。

今年度は「熊本地震～リハビリテーションスタッフはどのようにして自施設、地域を守ったのか～」をテーマにし、被災された経験と平時に戻るまでの復興への取組についてリハビリテーション専門職にご講演をいただきました。

私たち多くのリハビリテーションスタッフは大規模災害の被災経験や支援経験は少ないと思われます。
熊本地震では前震、本震と類をみない大規模地震でした。
その中でリハビリテーションスタッフがどのように行動したのか、日常業務に戻るまでの貴重な経験を語っていただきました。

災害はいつどこで発生するかわかりません。
その時、みなさんはどのように行動しますか？落ち着いて行動することができますか？
災害やその支援が風化されないよう、少しでも「わがごと」としてとらえていけるよう、今後も災害への啓発を目的とした研修会を企画していきたいと思います。