【報告】「腰痛出前講座 医療介護職員対象の腰痛予防研修会」を開催しました!
2022年度にJA愛知厚生連足助病院の全職員を対象にリモート研修による腰痛予防講座を行ないました。
その時に実施したアンケート調査において病棟看護師及び介護職員の腰痛頻度が高かったため2023年度の第2回腰痛予防研修の取り組みとして病棟職員の腰痛研修会を対面による講義及び実技指導、職場内巡回を実施しました。
対 象:
JA愛知厚生連足助病院 介護医療院の看護師及び介護職員
方 法:
(1)対面による講義
(2)実技指導(腰痛予防体操、移乗動作介助法など)
(3)職場環境改善のための巡回
日 時:
2023年12月22日(金) 15:00〜16:00
場 所:
JA愛知厚生連足助病院 介護医療院内ホール
講 師:
愛知県理学療法士会産業保健事業部 榊原和真先生
対面による腰痛予防講義
腰痛に関する基礎知識として、腰痛になる原因や姿勢や動作による腰部負担の増減、介護の際の環境設定やポジショニングの重要性を解説した。また、介護業務での腰痛予防対策として腰痛予防体操を導入することや福祉用具を活用することについて提案した。
実技指導
実技指導では、腰痛予防体操についてデモンストレーションを行い、参加者とともに実際に体を動かしながら運動やストレッチングのポイントについて解説した。介助方法の実技では、起居動作及び移乗動作におけるポイントを模擬患者とともに実演しながら解説した。
職場環境改善のための巡回
看護師や介護職員がオムツ交換をしている場面を巡回し、ベッドの高さ調節や柵のつけ外しの件などベッド周りの環境設定、職員のポジショニングについて提案した。また、病室を回りながら職員からの質問を受け、業務改善のためのディスカッションを行なった。
愛知県理学療法士会産業保健事業部では、医療介護職員に対しさまざまなニーズの応じた腰痛予防対策事業を実施しています(出前講座やリモート講座、腰痛調査など)。
職場内の腰痛に関する職員教育を考えている方はご相談ください。
>相談申込はこちら:https://forms.gle/yrWZWFQLVTtHEgE57